10年程前の「エステでソレっぽいマッサージがやってるなぁ…」というイメージから一転して!
今ではネット上に情報も増えてきましたが…
認知度はもう一声!!
基本を知っておくだけで十分、自己管理に役立ちます◎
これをキッカケに興味を持って下さった方は是非、専門サイトも探してみて下さい^^
ではでは『アーユルヴェーダ超基本編』行ってみましょう。
Ayurveda アーユルヴェーダって何?
Ayus<生命> Veda<知識> 二つの単語からなる複合語。
約5,000年の歴史がある インドの伝統的な予防医学 で、世界三大伝統医学1のうちの一つ。
Veda ヴェーダは古代インドで書かれた一連の宗教文書2の総称でもあり、
- リグ・ヴェーダ
- ヤジュル・ヴェーダ
- アタルヴァ・ヴェーダ
- サマ・ヴェーダ
以上の4種があり、アーユルヴェーダはアタルヴァ・ヴェーダの一端です。
自然法則やルールに基づき、自然の重要さを説いています。
心・体・魂の調和を重要視しており、心や体の症状のみを治療するのではなく
精神・知能・社会的な健康についての総合的な知識を与えてくれるものなんです^^
アーユルヴェーダの目的
- 既に健康な人の健康を保つ事
- 不健康な状態や病気を克服する事
コチラのサイト(sakuのレッスン)で提供出来る範囲は 主に A. になります。
ですが、多くの現代人は「 B. に片足突っ込んでいる状態かなぁ…」と感じる事もシバシバ。
その場合のレッスンは、主治医への相談、ご自身の納得の上で、無理なく出来る事を積み重ねるお手伝いをさせて頂きます^^
日本でのヨガ〜アーユルヴェーダは医療ではありません。(一部医療機関で取り入れている所は出てきています)
法律的にも「治る・効果・効能」などを謳う事は出来ません。3
なので、既にお医者さんから何かしらの注意を受けている方であれば…
あくまでもそのサポートとして、ヨガやアーユルヴェーダを利用するのがベストです^^
- 中国医学・インド医学(アーユルヴェーダ)・ユナニ(グレコアラブ)医学 があります。 ↩︎
- インドでは古来、宗教と哲学は密接している為、哲学書/宗教文書など、どちらとも表現される事があります。 ↩︎
- 医師法・薬事法などにより、ヨガ講師やセラピスト(運営サイト含む)は提供内容・物販において効果・効能などを謳う事は出来ません。(例外ex:医師免許所持の講師・セラピスト) ↩︎
ヨガの親友『生命の科学』
Ayurveda(アーユルヴェーダ):『生命の科学』であり、どの様に自然と調和して生きるかの知識。医学はその側面の一つであり、世界三大伝統医学の内の一つに当たる。
キーワード:ドーシャ・水火風・アグニ・マルマポイント
東洋医学:アーユルヴェーダの東洋版。陰陽虚実・五行説〜使われる薬草など、より東洋人・風土に合った内容になっている。
キーワード:漢方・経絡・ツボ・木火土金水・舌苔
※ sakuのレッスンでは東洋医学での説明が多めになります。
※コチラのサイトで扱う情報〜レッスン指導はあくまでヨガの範疇で、治療・診断を目的とした医療行為ではありません。
私のレッスンでは、一番最初に『Ayurveda アーユルヴェーダ心身タイプチェック』を行って頂き、その結果を元にして個々に合わせたオーダーメイドレッスンを組み立てていきます^^
なぜヨガの親友、という表現をしたかと言うと…
ヨガとアーユルヴェーダは切っても切り離せない同じ根本原理『生命の科学・自然との調和』を説いたものだからです。
コインの裏と表とも◎
ヨガで体操・呼吸法・祈り・哲学などを学び、アーユルヴェーダで自然法則や食養生などを学ぶ。
そのいずれにも共通する原理があり、どちらも並行して学んでいく(自動的にそうなる…とも言えます)事で相乗効果が望めるからです^^
※アーユルヴェーダを『医療レベルで修める』のは別件とします。
私の場合、なぜ東洋医学の説明が多めになるのかと言うと…
初めて師事したヨガの先生が、漢方の専門家の弟子だったから、です。
アーユルヴェーダでの『ナディ・マルマポイント』などの単語、それらは東洋医学で言う『経絡・ツボ』であり『根っこは同じ』である事はスワミジにも確認を取ってありますのでご安心ください^^
恐らくコレを感じた方は『受容と供給のアンバランス』ではないかと思います。
上記に『医学はその側面の一つ』と書きましたが、現状の日本ではアーユルヴェーダの様な【自然との調和を学んだ医師は超・稀】という事は念頭においておくのが賢明です。
例えば自然界の法則では…種を撒いたらすぐに芽が出て収穫出来る…訳ではありませんよね?
この結果が早く出ない/即効性を求める…辺りにアンバランスさが生じるのではと思います。
知っておくとお得なアーユルヴェーダの基本
ヨガとアーユルヴェーダを同時に行う・学ぶ事で相乗効果を得て、より良い気分で健康な生活を楽しむ事が出来ます。
ヨガ、アーユルヴェーダでは、何処までも自分自身と向き合い〜周囲・自然との調和を学び、実践していきます。
その為にも、まずは己を知る事が大事です。
その初めの一歩として、ご自身の体質・気質を把握しておく事をオススメしております。
基本的な質〜外的要因による影響など、変化が当たり前の日常への対応策が取れる様、一緒に学んでいきましょう^^
身体と心の性質:トリ・ドーシャ
トリ<三つ、3> ドーシャ<互いの働きを邪魔する・増大させるもの>
アーユルヴェーダでは、全てのものは五大元素<空・空気・火・水・土>で形成されていると説かれています。
更に上記のトリ・ドーシャは人間の生理学システムにおける三大基本エネルギー要素<風・火・水>で、心・体を形成する究極の新陳代謝要素だと説かれています。
ヴァータ vata:空・空気の複合元素(運動)
中枢神経・交感神経を司り。
呼吸作用、動作、排出、神経衝撃に作用する。
動作が速い, 交友関係が広く浅く, 華奢な骨格, 関節, 乾燥肌, 便秘, 少食, フットワークが軽い, おしゃべり
ピッタ pitta:火の複合元素(熱)
熱生産や新陳代謝、消化作用、分泌作用、空腹、渇き、柔軟性や体のツヤに影響する。
知性. 朗らか, 決断力, 交友関係は狭く深い, 中肉中背でスタイルが良い, 筋肉, 日焼けしやすい, 食欲旺盛で消化も早い, プライド
カファ kapha:水・土の複合元素(水・再形成)
全ての細胞の再形成と滋養に関わる。粘液、縛る、断固としている事、無気力、潜在力、強さに関係している。
のんびり, 色白しっとり肌, ドッシリ黒髪, 交友関係を必要としない, 出不精, 太りやすい, むくみ, 我慢強い
優劣ではなく、それぞれの特性を活かす重要性
どの特性が優れている…という訳ではなく。
個々の特性に合った練習の仕方をする事をオススメしており、その為の『Ayurveda アーユルヴェーダ心身タイプチェック』でもあります^^
パワー系が得意な人、柔軟系が得意な人、素早い連続動作が得意な人…
その逆は弱点である事も多いです。
そのハード面(体)ソフト面(心・思考)とも、弱点かもしれない所をフォローしつつ強化していきましょう^^
マンツーマンの場合、講師以外にアナタの特性はバレません。
自分の特性を知ったその時に、万が一マイナスな感情を持ったとしても…それは他者からしたら羨望の対象かもしれない。
まずは善し悪し・優劣といった判断はせず、自己と向き合う材料として受け容れてみる事をオススメします。
超ちょ〜基本編、いかがだったでしょうか?
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます^^